パッキングのヒント|快適な留学への身支度

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失敗しない荷造りで快適な留学生活を

留学先へは、どのくらいの荷物を持っていきたいですか?
海外の長期滞在では、衣服から日用品まであらゆるものの準備が必要ですが、運べる荷物には限界があるので、何をどのくらい持っていくべきか悩みがちです。

スウェーデンの一年の半分以上は寒い冬が続く気候を考えると、服選びからつまずく方がいるかもしれません。

本記事では、悩める荷物選びやパッキングのヒントはもちろん、現地で調達できるもの日本から持っていくべきアイテム紹介まで、筆者の経験則に基づいた役立つ情報を簡潔に解説しています。

この記事で分かること

✓ 手荷物やスーツケースのパッキングのコツ
✓ 持って行って後悔したもの・助かったもの
✓ 留学に向けたパッキングに関するQ&A

(所要時間: 約10分)

持ち物選び・パッキングの基本

限りあるスーツケースの容量で、何を選んでなにを持っていくのか……。
この取捨選択が現地生活のQOLを大きく左右します。まずはじめに、現地で必要な持ち物をリストアップしましょう。

以下のリストを目安に持ち物を書き出し、次に挙げる3つのポイントを基に精査して、効率よく支度を進めていきましょう。

パッキングする持ち物リスト
項目 具体例 ポイント
衣類 ・アウター、衣服、靴下
・部屋着/寝間着、下着
3~4日分を洗濯+着回しで工夫
服飾雑貨 ・帽子、防寒具(ニット帽、手袋)、サングラス
・靴、ルームサンダル、折りたたみ傘
・強い日差しに帽子は必須
・風よけ/防寒にフード付アウターが◎
日用品 ・スキンケア/衛生/メイク/整髪用品
・タオル、ハンカチ
・使い慣れたものを
・重量が嵩むので工夫要
ガジェット ・ノートパソコン、タブレット、各種ケーブル
・モバイルバッテリー、イヤホン、プラグ変換器
・”AC100~240V”の機器は変圧器不要
医薬品類 ・風邪薬、鎮痛薬、胃腸薬、アレルギー薬
・目薬、軟膏、絆創膏
想定より多く持っていくと安心
その他携行品 ・財布、カードケース、渡航書類、筆記具 ・不要なカード類は除く
日本の食品 ・顆粒出汁、インスタント食品など ・顆粒やドライフリーズ系は軽いので◎

1. 優先順位をつけて精査する

パッキングリストを作るときは、「なくても困らない vs 代替できない」で仕分けるという基準がおすすめです。

この基準を使えば、現地調達できるもの(衣類・タオル)は優先度を下げ、替えがきかないもの(薬・証明書・翻訳が難しいもの)は優先度を上げるなど、楽に取捨選択し、必要品のみを厳選することができます。

一方で「現地調達できてもはるかに高いまたは質が合わない」ものもあるかもしれません。自分の中のこだわりと上手く擦り合わせながら仕分けしてみましょう。

現地調達できるもの

実際に留学して感じたパッキングしなくてよいものはこちらです。優先度を低くしても差し支えないでしょう。

  • ドライヤーなどの生活家電
  • 文具、日用生活品(電池、綿棒、ソープ類、タオル)
  • 衣類、防寒具、アウター

スウェーデンの物価は日本の1.5倍ほどですが、日用品や生活家電の価格は日本と大差ない印象でした。
もちろん現地に100円均一や安価な家電はないので日本に比べると割高にはなりますが、重さがあり場所を取るドライヤーや防寒具は現地調達が現実的です。

現地の衣料品サイズは日本よりやや大きいですが、小柄や低身長でない限りはそこまで困らないと思います。ご自身の体型に合わせて検討するとよいでしょう。

現地調達できるが持ちこむのが好ましいもの

人によって「替えがきかないもの」はこちらです。これらは優先的にパッキングすることをおすすめします。

  • 基本の衣類(下着、外出着)
  • :小柄な方、女性に推奨

  • 化粧水などの肌に触れるもの
  • :敏感肌な方に推奨

  • 医薬品類
  • :持病のあるなしに関わらず、全員推奨

スウェーデンの人々は長身の方が多く体格もしっかりしているので、現地の衣料品は、体型によってサイズが大きすぎる可能性があります。とは言え、現地のキッズサイズはデザインや作りが子供向けなので、現地購入は避けた方が無難と感じます。

また、スウェーデンにもユニクロがありますが、サイズ設定が日本と違い二回りほど大きく作られている印象でした。ユニクロでの現地購入を検討している場合は留意しておきましょう。

肌に触れるものや体に入れる薬なども、日本人の体質には合わない場合があります。敏感肌の方、小柄だったり虚弱体質な方は普段使い慣れたものを持っていくのがよいでしょう。薬などは特に効きすぎる恐れがあるので必ず日本から持参しましょう。

冬でも室内が暖かいスウェーデン

持ち物選びに欠かせない情報の一つが現地の気候です。

スウェーデンは外は寒いですが室内は暖かいです。建物を『エレメント』という防寒設備が巡っていて、日本のように冬の室内が寒くなることはありません。夏場はこの設備がほぼ動いていないので肌寒いかもしれませんが、一年を通して室内は22~23度前後に保たれています。

現地の気候に関する記事はこちら

2. 動線を意識する

持ち物リストの作成と買い出しが済んだら、とうとうパッキングです。2つ目のポイントは、ずばり動線

移動~到着までにすぐに使うものは、移動時の自分の行動を想定してカバンの外ポケットに入れるか機内持込み品にしましょう。移動や待機時間の多い空港内でかなりスムーズになります。

機内持込みの鞄は、外ポケットのついた登山向きのリュックサックが軽量かつ多機能で両手が空くのでおすすめです。サイズは国内線の規定サイズ内に収まる28L前後にしておくと、渡航はもちろん、現地での普段使いや小旅行にも使いやすいです。

筆者はリュックの外ポケットとサコッシュにすぐに使うものをまとめていました。サコッシュは空港内や大荷物の移動時は首からかけ、不要時はリュックの外ポケットに収納しておけるので便利でした。

パッキングの仕分けの基本

  • 機内持ち込み品(手荷物や身の回り品):
  • モバイルバッテリー、移動中に使うもの*、ロストバゲージ用荷物

    *パスポート、書類、財布、常備薬、リップクリーム、飴などの軽食

  • 受託手荷物(スーツケースや大型バッグ):
  • 現地まで使わないもの、液体物

ロストバゲージ対策

ロストバゲージ(荷物の紛失)を想定して、機内持ち込みの荷物に「1泊分の衣類・常備薬・充電ケーブル」を入れておくと安心です。

*ロストバゲージ … 乗り継ぎの際に空港側で受託手荷物の積み間違いが発生し紛失すること

3. 重心を上に詰める

「スーツケースのパッキングヒント③重心を上にする」の図解画像。液体はジップバッグに密封、割れ物はアウター等布類に包み、割れないものと交互に詰めていく。重いものは上部へ、軽いもの・壊れにくいものはキャスター・ヒンジ部分に詰める。

3つ目のパッキングポイントは、重心を上にすることです。
リュックやカバンなら底面に、スーツケースはキャスターとヒンジ側に軽くて壊れにくいものを詰め、重いものを上部~中心に留めると全体の重心が上になります。

重心を上にするだけで、持ち上げるときや背負う際に軽く感じられ、詰めた荷物が緩衝材としても機能するので輸送時の破損を減らせます。

また、すぐに使うものを小さな袋やポーチにまとめ、スーツケースの開口部近くやカバンの最上部に入れておくと取り出しやすくなります。

パッキングにも使えるおすすめアイテムはこちらから

持って行って後悔したもの・助かったもの

約1年留学してみて、実際に持ち込んで後悔したもの助かったものをランキング形式でご紹介します。
※あくまで筆者の所感です。参考までにご覧ください。

筆者の留学先情報

地域|スウェーデン南西部、イェーテボリ近郊
気温|夏:12℃~25℃、冬:-15℃~7℃
体感|夏でも陽が陰ると肌寒く、冬は耳が凍りそうな寒さ

持って行って後悔したもの ワースト3

\ 持って行かなければよかった! /
どれも荷物になっただけで全く不要でした。

  • 第1位: 厚手セーター・厚手靴下

年中、薄手セーターだけで過ごせたので、冬は厚手のアウターと厚手のカーディガンが1枚ずつあれば十分でした。冬季スポーツをしたり外で長時間過ごさない為、温かい室内では着こむ必要がなかったです。

重いし場所を取るし、持ち帰るのも一苦労……後悔しかありませんでした。

  • 第2位: 室内用の防寒着

マイクロファイバーの羽織を持参しましたが、冬場の室内は25℃あったのでほぼ使いませんでした。現地の人は冬でも薄手のカットソーや半袖で、外出時のアウターをしっかり厚手にしていました。

筆者も、真冬は基本的に薄手のカットソーだけで過ごしました。

  • 第3位: 替えのスニーカー

気分転換用に替えのスニーカーを1足、柔らかいタイプのレザーシューズを1足持っていきましたが、レザーシューズは室内履き用に使えて重宝したものの、留学の半分は防雪スニーカーで過ごしたので予備は不要でした。

現地調達 必須!|防雪スニーカー・ブーツ

冬に普通のスニーカーで歩くと、靴の隙間に雪が入ったり、凍結した道で滑る危険性があります。

雪が降り始めたら、防雪用の靴やブーツを現地調達しましょう。ショッピングモールなどで1万弱くらいで販売されています。

筆者の場合、クラスメイトの使わなくなった防雪スニーカー(ゴアテックスの滑らないソールかつハイカットで雪が入らない造り)を譲ってもらえたので購入せずに済みました。

持って行って助かったもの ベスト3

\ 持っていってよかった /
これがないと、かなり生活に支障が出た&不便でした。

  • 第1位: のど飴
龍角散の”のどすっきり飴120maxスティック”の商品画像

画像をクリックするとAmazon商品ページに移動します

スウェーデンの空気は、想像以上に乾燥しています。
現地の のど飴 はタブレットタイプばかりで、「飴」は甘いキャンディ系しか見つけられませんでした。(日本のようなのど飴は中々手に入らないらしいです)

筆者のおすすめは龍角散 のどすっきり飴 120max スティックです。

冬の外出は人との交流も多くて体温も下がりやすいので、帰宅する頃にはのどが荒れることが多々ありました。そんな時、風邪のひきはじめ・予防に効果抜群でした。

ジッパーバッグタイプもありますが、スティックタイプは個包装で持ち運びも便利なのでおすすめです。

学校にはいつも100人以上いて、冬は風邪やインフルエンザが流行ったので大量に持参しておいて助かりました。日本の 語学のど飴 語学は珍しいようで、クラスメイトにも好評でした。

  • 第2位: 顆粒だし、コンソメ

現地の食事は油分やクリームがよく使われます。私は胃腸が弱った時、薄味のスープをよく作りました。

スーパーの固形コンソメは油分が多く、胃腸の弱い私には強すぎた為、顆粒だしや顆粒コンソメはかなり重宝しました。軽くて荷物にならないスティックや袋タイプがパッキングしやすくておすすめです。

  • 第3位: ノートパソコンやタブレット

学校からの通達や課題の提出などはすべてオンライン(Microsoft TeamsとSchoolsoft)でした。学校でもパソコンは使えますが、言わずもがなスウェーデン語+スウェーデンのキーボード配列なので、自前のノートパソコンやタブレットはレポート作成やノート代わりに役立ちました。

持ち物ガイド”食品編”はこちら

持っていけばよかった…(番外編)

\ 思い切って現地調達に踏み切って失敗 /

  • 真冬用アウター

重いし場所を取るアウターを持っていくかをかなり悩んで、思い切って現地調達(+現地で手放して帰国)にしたのですが、現地の服はどれもサイズが大きすぎて、小柄な私にとってかなり苦労しました。

日本より物価が高いのは覚悟していましたが、どの店のアウターもクオリティが高いものは当たり前に数万円台で、現地で着て捨てる用の手ごろなものを探すのに一苦労しました。

結局、UNIQLOでダウンジャケットを買いましたが、厚みが足りずに心許なかったです。サイズ感は現地のXSが日本のL~XL、価格は日本の1.5倍くらいでした。

結局、厚手のダウンジャケット(フード付きが◎)を圧縮して持っていけばよかったと後悔しました。自分の体格や身長なども考慮して、現地調達にするかどうかを見極めると失敗しないと思います。

パッキングに関するQ&A

Q:変圧器は必要ですか?

A: 持っていく電子機器によります。

スウェーデンの電圧は220V、50Hzなので、お持ちの家電の電圧と異なる場合は変圧器が必要です。ちなみにソケット(コンセント)は「CやSEタイプ」という丸いピン穴2つか3つの形状なので変換プラグは必須です。

筆者はスマホ、タブレット、ノートパソコン、ヘッドホンくらいしか電子機器を持っていきませんでしたが、すべてユニバーサルタイプの電圧だったので変圧器は不要でした。

詳細はこちらの記事をご覧ください:

Q:その他のパッキングの注意点はありますか?

A: 重量制限Maxに詰めず、少し余裕を持たせることです。

家の体重計と空港の重量計ではわずかに誤差が生じることがあります。少し重量オーバーしただけでも追加料金が発生するので、-1~2kg程度少なく詰めるとよいでしょう。

筆者は成田空港に向かう際、国内線も利用したのですが、スーツケースが国内線の重量制限を1kg程度超えていたため2500円を支払いました。

こちらの記事も併せてご覧ください:

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