到着後の通信・移動手段|すぐに使えるポイントまとめ

イェーテボリ空港内の建物 留学計画・準備
留学計画・準備

モバイルデータ通信・移動手段を確保しよう

渡航前に詳細な現地情報を調べて準備することは至難の業。スウェーデン語が堪能ではない私達にとって、本当に知りたい”頼れる”情報を探すことは中々難しいものです。

本記事では渡航後にまず直面する2つの課題とその解決策を詳しく解説しています。

この記事で分かること

✓ Google Mapを使った経路と交通機関の調べ方
✓ スウェーデンの公共交通機関の種類
✓ 現地の交通系アプリの探し方・使い方
✓ 現地SIMの使い方、おすすめブランド

(所要時間: 約10分)

現地の空港を出る前にすること

現地到着後の2つの課題はモバイルデータ通信移動手段の知識です。

デジタル社会の先進を行くスウェーデンではスマホなしに公共交通機関を利用することはできません。まずは空港内のフリーWi-Fiをフル活用して次の2つの準備をしましょう。

  1. 次の目的地(新居)へのチケット購入
  2. 現地SIMの購入と設定

1. 次の目的地へのチケット購入

スウェーデンの公共交通機関を利用するには、原則としてそれぞれの公式サイトや専用アプリにて事前予約やチケット購入が必要です。

【Google Map】経路と交通機関の調べ方

Google mapの「経路案内」で空港から住まいまでを検索すると、経路や交通情報が分かります。
次に「公共交通機関」タブに表示される結果をタップすると、交通の詳細が出てきます。

その最下部にある「交通機関情報」をさらにタップすると運営元を確認できます。

  1. 「経路案内」… 出発地:空港名、到着地:寮の住所
  2. 検索結果の「公共交通機関」タブ… 任意の結果をタップ
  3. ➡ ✓経路、乗り物、運行時刻の情報GET

  4. ③の最下部「交通機関情報」をタップ
  5. ➡ 運営元の名称、URL、電話番号の情報GET
    App storeまたはGoogle Playで検索し、アプリをダウンロード

交通アプリの使い方についてはこちら

(!)渡航前の経路検索がおすすめ

Google Mapを使って、空港から最終目的地までの経路と交通機関を下調べしておくことをお勧めします。特に都市郊外や田舎の学校になるほど交通機関の本数が減るので、事前準備が肝心です。

空港のインフォメーションセンターでは道案内や長距離バスの手配をしてもらえますが、乗り継ぎが重なる場合、乗換えがギリギリになったり長時間待機になったりとトラブルが起きやすいです。

公共交通機関の種類についてはこちら

スウェーデンの主な公共交通機関は、路線バス・電車・トラム(路面電車)、長距離バス・電車などがあります。タクシーは日本と違って完全に事前予約制で、田舎エリアは1週間前に予約しないと配車できなかったり、金額もかなり高価です。

都市部または空港近郊に住む予定の方は、最低限、路線バス・電車の種類さえ押さえておけば問題ありません。

一方で、郊外や地方、田舎エリアに住む予定の方は、空港から寮までの移動は長距離バス長距離電車、高速鉄道での長距離移動になる場合があります。

長距離バスや高速鉄道は、時間帯によって満席が続いたりチケット代が大きく変動するので、できるだけ早めに予約するとよいでしょう。

2. 現地SIMの購入と設定

現地SIMとは、スウェーデン国内で販売しているスマホ用のSIMカードのことです。

スウェーデンのモバイルデータ通信は、日本のモバイルキャリア同様、スマホ本体にSIMカード(物理SIM)を差し替えるか eSIM (eSIM対応スマホでオンライン契約する)で切り替えれば、すぐに利用できます。

現地SIM(物理SIM)は空港や駅構内のコンビニ(Pressbyrån/プレスビーロン や セブンイレブン)にて600円前後で購入できます。空港のコンビニで見つけられない場合でも、電車やバスの駅、ターミナルに併設されているコンビニで取り扱っています。

【重要】現地SIM使用時の注意点

現地SIMに入れ替えると、日本の電話番号・SMSが使えなくなります(デュアルSIMを除く)

影響を受けるもの:

  • ❌ 日本の電話番号での通話・SMS
  • ❌ SMS認証(クレジットカードのワンタイムパスワードなど)
  • ✅ LINEやWhatsAppなどのアプリは引き続き利用可能

対策:クレジットカードの認証方法を変更

渡航前に、クレジットカードのワンタイムパスワードをSMS認証から専用アプリ認証に変更しておきましょう。
利用アプリの詳細は各カード会社ウェブサイトで確認してみてください。

例:三井住友カードの場合

Vpassアプリをダウンロードし、「ワンタイムパスワードアプリ認証」に変更

デュアルSIM対応スマホをお持ちの方へ

デュアルSIM対応スマホとは、 2つのSIMカード(物理SIM+eSIM など)を同時に使えるスマホのことです。

  • メリット:日本の電話番号を残したまま、現地SIMも使える
  • 対応機種(例):iPhone XS以降、Google Pixel 3以降など
  • 設定方法:スマホの「モバイル通信」設定から、「主回線」(日本のSIM)と「副回線」(現地SIM)を切り替える
  • 注意:デュアルSIMの設定方法は機種によって異なります。渡航前に自分のスマホが対応しているか確認しておきましょう。

おすすめの現地SIM『Comviq』

安くて確実な現地SIM:おすすめはComviq

スウェーデンにもモバイル通信会社はさまざまありますが、筆者のおすすめはネオンピンクでド派手な見た目の『Comviq(コンヴィック)』です。

初めての土地で前も後ろも分からず不安な状況でも、派手な見た目ですぐ見つけられて購入でき、ワンタップでプランをチャージできる、というのがオススメする一番の理由です。(もちろん5G対応)

視認性抜群なネオンピンクのカードは、コンビニのレジカウンター付近、大体カードラックにハンギングされていることが多いです。

Comviqをおすすめするポイント4つ

  1.  派手なカードデザイン=コンビニですぐ見つかる
  2.  通信速度が安定していて速い
  3.  充実したお手頃価格のプラン
  4.  専用アプリで簡単にチャージできる

専用アプリで楽々チャージ

Comviqはスマホ販売やブロードバンド通信、モバイルデータのサブスクリプションも提供していますが、今回紹介するのは『Kontantkort (Prepaid card)』というチャージ式の利用方法です。サブスク(自動購買)ではなく、必要な時に必要なプランをチャージできます。

使い方はとても簡単で、カードに記載の案内に沿って登録すれば数分で使用できます。

登録時にSocial security numberの入力が必須になっていますが、非スウェーデン国民の場合はパスポートナンバーで認証します。
(数年前までは認証なしで即使えたようですが、2025年時点では認証しないと利用できません)

チャージの手順

※Wi-fi環境で行ってください
Google翻訳アプリのカメラ機能でスクショ画面を翻訳すれば操作しやすいです。

  1. 専用アプリをダウンロードする
  2. SIMカードのシリアルナンバーを入力する
  3. パスポートで本人確認を済ませて登録手続きをする
  4. SIMのアクティベートを完了する
  5. アプリを開き、電話番号を追加する
  6. 『Tanka』というメニューから好きなプランを選んで購入する

参考までに、eSIMの利用方法についてComviqの公式サイトのリンクを紹介しておきます。
*eSIMについての概要ページは英語です

おすすめのチャージプラン

Fastpris Mini(3GB/30日間)

99SEK(約1,700円)*2026/03時点のレート

  • 通話時間 200分
  • SMS/MMS 2,000件
  • 通信容量 3GB(5GBの最大速度:100Mbit/s、4G:80Mbit/s、3G:21Mbit/s)

この最安値プランを購入すれば、インターネットも国内通話も最低限使えるようになります。

Comviqはチャージプランのバリエーションが豊富なので、どれを選べばいいかわからないと思いますが、学校や寮ではWi-fi環境が整っているので、大容量のプランを買う必要はありません。

プラン一覧を見てみたい方は、一度Comviqの公式サイトをご確認ください。Google Chromeアプリで閲覧すると日本語翻訳されたページを読めます。

以下リンク:スウェーデン語のページが別窓で開きます)

海外ローミングやポケットWi-Fiは必要?

現地到着後のネット環境の確保として、海外ローミング(国際ローミング)やポケットWi-Fiを契約を検討している方は少なくないと思います。

あくまで実体験に基づく筆者の所感ですが、海外ローミングやポケットWi-Fiを契約する必要はありません。現地SIMを設定するまでは空港や駅、カフェ等のフリーWi-Fiだけで十分事足ります。

\ 筆者の失敗談 /

筆者は念のためスマホキャリアの海外ローミング(5GB/7日間:約7,000円)を購入して渡航しましたが、現地ではTelenorの3G回線にしか繋がらず、電車チケットを買えずに乗りそびれてしまいました。

その後プレスビーロンで現地SIMを手に入れた為、海外ローミングを利用することはなく7,000円を無駄にしました。

\ ネットに繋がっても電波が悪い場合 /

もしも海外ローミングやポケットWi-Fiを利用し電波が悪くて状況が改善されない場合、スマホ設定画面の「モバイル通信」から電波の強いネットワークを選んで再接続すると解消されることがあります。

現地移動に関するQ&A

Q: アプリストアで検索しても現地のアプリが出てきません。

A: スマホのアカウント設定の「国」をスウェーデンに変更してみてください。

交通系アプリは原則、基本的にアプリストア内を検索すれば、どの国からもダウンロードすることができます。

もしも検索結果が出てこなかったりダウンロードできない場合は、Apple IDやGoogleアカウントなどの国設定を「スウェーデン」に変更してみてください。

交通アプリの使い方はこちらから:

Q: 現地移動の注意点やポイントはありますか?

A: スウェーデンでは右側通行で、車は基本的に左ハンドルです。

道路を渡る際は、車道が日本と逆なので気をつけてください。また、路線バスは出入り口が複数個所あり、入り口付近にQRリーダーが付いているので、基本的にどこから乗ってもチケットの読み取りができます。

モバイル通信のQ&A

Q: 現地のモバイル通信はほかにもありますか?

A: もちろんあります。

主要ブランドは通信速度が速いと言われている順に「Telia(テリア)」、「Tele2(テレトゥヴォー/テレツー)」、「Telenor(テレノール)」、「Tre(スリー)」です。

格安プランが多いのは「Comviq」、「Hallon(ハロン)」、「Vimla(ヴィムラ)」などがあり、Hallonはプリペイドカードの販売がありますが、Vimlaはサブスク制です。

ComviqはTele2回線を利用していて高速と言われています。HallonはTre、VimlaはTelenorがそれぞれの回線元となっています。

Q: 現地SIMとデュアルSIMどちらがおすすめですか?

A: 個人的には現地SIMです。

デュアルSIMは、SIMの切替えなしに日本の番号も使用できて便利ですが、バッテリー消耗が激しいのがネックと思っています。

学校ではずっとスマホに頼りきりですぐに電池が減ってしまいますし、人とのやり取りはLINEなどインターネット経由で十分だったので、筆者は現地SIMを選びました。

Q: 物理SIMとeSIMはどちらがおすすめですか?

A: SIMカードの差し替えがないのでeSIMが楽と思います。

筆者は当時eSIMの知識がなく、調べる余裕がなかったので物理SIMにしましたが、eSIMの手順はカードの抜き差しがないだけで物理SIMと同じなので、あまり違いはなさそうです。

ちなみに日本で先にeSIMを購入しても、入国しないとアクティベートができないので、主な設定は現地に着いてからになるでしょう。

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