スウェーデン語 独学ロードマップ|留学に向けて初級レベルを目指す

学習書「スウェーデン語の基本:入門から中級まで」の1ページ。食べ物のイラストとともに日本語とスウェーデン語の名称が書かれている。 語学学習
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留学までのスウェーデン語学習のロードマップ

フォルクフーグスコーラ(FHS)留学の準備では学校探しからビザ申請、パッキングなどの渡航準備にフォーカスが当たりますが、実は何よりも本質的で欠かせない事前準備が語学学習です。

FHSの授業は基本的にスウェーデン語です。
ごく一部は英語で行われるコースもありますが、イベントやレクレーションをはじめ、学校でのやり取りは基本的にすべてスウェーデン語になります。学校でのコミュニケーションを円滑にする上でも、留学生活をより楽しいものにする上でも、スウェーデン語学習をしておいて損はありません。

本記事は、『語学学習シリーズ』第一弾として、まずはスウェーデン語学習の進め方や基本的な学習法、教材などの情報を筆者の実体験ベースでまとめました。スウェーデン留学に備えたい方はもちろん、趣味として第三言語の習得を目指す方も、ぜひ参考にしてみてください。

この記事で分かること

✓ スウェーデン語の習得難易度(データで解説)
✓ 筆者が2年間独学した学習スケジュール
✓ おすすめ教材3選(無料アプリ+参考書)
✓ 効果的な学習方法(インプット:アウトプットの黄金比)
✓ 毎日継続できる学習ルーティーン

(所要時間: 約15分)

スウェーデン語の習得は必要? 難しい?

英語とスウェーデン語の類似性

そもそも、スウェーデン語は習得が難しい言語なのでしょうか。

実はスウェーデン語は、英語と同じゲルマン系言語(インド・ヨーロッパ語族)の一つです。文法のルールが英語と似通っていて英語由来の単語も意外とあるので、筆者個人の所感としては、小中高と英語に触れてきた日本人にとって、初心者レベルの習得難易度は英語と同程度(か少し複雑)くらいに感じます。

実際、SFIというアメリカ国務省付けの教育機関が出している『語学難易度ランキング』によると、英語話者にとってスウェーデン語の習得は「カテゴリーⅠ(一番難易度が低い)」に分類されるほど親和性が高いです。
カテゴリーⅠに分類される他の言語にはスペイン語、フランス語等があり、24~30週(約半年)の学習で実用レベル(CEFR B2/C1*)に到達できるとされています。

一方で、日本語は「カテゴリーⅤ(難易度が最も高い)」に分類され、88週または2200時間の学習が必要とされているので、日本人にとってスウェーデン語の習得は英語と同等レベルの難易度、そして実用レベルに到達するまでに必要な学習時間は約2年とも言えるのです。

あくまで外交官を育成する機関の統計的なランキングなので、一般の人々や特に日本人が実際にマスターするにはより多くの時間がかかるでしょうが、一つの指標として参考にできるのではないでしょうか。

*CEFR B2/C1またはA1/A2:外国語学習者の習得状況を示すガイドライン。B1/C2は準上級者・上級者レベル(英検準1または1級程度)の習得度を指す。

日本人学習者にとって必要な学習時間

一般的に、中学生レベルまたは日常会話レベル(CEFR A1/A2*)の英語習得は約1,000時間以上の学習が必要と言われています。これは1日5時間の学習だと約半年で習得を目指せると言い換えできます。

スウェーデン語は英語とほぼ同等の難易度と考えると、同じくらいの学習時間をかければ日常会話レベルをマスターできると言えるでしょう。

日本人にとって必要な英語・スウェーデン語学習の習得時間
レベル 習得時間の目安 習得状況
超初心者レベル
A1(英検3)
333-370時間~ ・日常的な表現や言い回しを理解できる
・ゆっくり、はっきり話すことで簡単なやり取りや自己紹介ができる
初心者レベル
A2(準2)
1,100時間~ ・簡単で日常的な範囲で情報交換ができる
・自分の背景や状況を簡単な言葉で説明できる
準上級者レベル
B2(英検準1)
約2,000時間~ ・お互いに緊張せず、流暢に母語話者とやり取りができる
・かなり広い範囲の話題について明確で詳細な文を作り、自己の視点を説明できる

*CEFR B2/C1またはA1/A2:外国語学習者の習得状況を示すガイドライン。B1は準上級者、A1/A2は初心者レベルの習得度を指す。
出典:
SFI language difficulty, 徳島大学機関リポジトリ, ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)-Wikipedia

留学に向けてスウェーデン語を学ぶ3つのメリット

さて、スウェーデン語が英語と同じくらいの習得難易度ということが分かったところで、実際にFHS留学でスウェーデン語を話せた方がいい3つのメリットについてお話しします。

筆者は2024年から約1年のFHS留学を経験しましたが、渡航までは、社会人生活の隙間時間にコツコツとスウェーデン語の独学を進めました。実際に渡航した時は、カタコトのスウェーデン語で簡単な受け答えしかできないくらいの超初心者レベルでしたが、それでも勉強しておいてよかったと思ったことはいくつもありました。

1. 現地での生活が圧倒的に楽

街中の看板や標識、駅や電車・バス車内のアナウンスはもちろんスウェーデン語です。大きな街では英語のアナウンスもありますが、田舎町では小さなホームのみ、車内もスウェーデン語のアナウンスしかありません。

数字や時計の読み方、基本的な会話に使う単語などを知っているだけで、何もわからないよりは格段に理解度が変わります。

留学生活で特に役立った初級の単語
  • 数字、時計の読み方
  • 基本の受け答え(はい、いいえ、わかりません、相槌)
  • 基本の挨拶(会った時、別れる時などの定型文)

2. 授業の理解度が上がる

基本の文法を押さえておけば、教師やクラスメイトの話も聴き取りやすくなります。知っている単語が多いほど、相手の言葉を理解する可能性は広がります。

耳が慣れて新しい単語を覚えていけば、自分の言いたいことをスウェーデン語で表現できるようになり、意思疎通はもっとスムーズになるでしょう。

3. 友達をつくりやすい

学校や授業の外でのコミュニケーションは、すべて英語に頼る選択肢を取ることができます。スウェーデン語だけ話さないといけないというルールはありませんし、どう過ごすかは個人の自由です。

ただ、留学生活のほとんどを学校で過ごすにあたり、学校内の人々は基本的にスウェーデン語で会話しています。親交を深めるためにも、彼らの会話を理解できるようになるのが一番の近道です。

【実体験】言葉が分からないと感じる疎外感

毎日の学校生活では、ランチやフィーカ、授業中、移動教室の道中などで、クラスメイトや教師との世間話や会話はそこかしこで行われていました。

スウェーデン語での会話に入れないと、どことなく疎外感を感じます。渡航当初は知らない単語ばかりでほとんど理解できず、基本的な単語が拾えるだけでした。話についていけず、勝手に疎外感や虚しさを感じることは少なくありませんでした。

そういう時、いつもクラスメイトは「今、こういう話をしているんだよ」とゆっくり説明してくれたり、英語で言い換えてくれたので、会話に入ろう、スウェーデン語を上達しようと前向きになれました。

初級レベルの単語や文法を押さえていただけでしたが、慣れていくと会話の主語やキーワードを拾え、推測で理解できるようになっていきます。留学生活に慣れてからは、徐々に自分の考えや気持ちを伝えることやクラスメイトとの会話も増え、渡航当初の疎外感は徐々に薄れていきました。

筆者の学習スケジュール

私がFHS留学を視野に入れ始めたのは、ちょうどコロナ渦の2021~2022年頃でした。小手調べに単語学習アプリをはじめ、本格的に学習しようと参考書を買ったのは2022年の秋頃、渡航の約2年前でした。

当時は通勤や休憩時はアプリで学び、休日にコツコツと参考書で独学すると言ったスタイルで、無理なく毎日スウェーデン語に触れるところから始めたことを覚えています。

本章では実際に使った教材を紹介しつつ、当時の週間スケジュールをシェアしたいと思います。

当時の週間スケジュール

平日は隙間時間の一部(合計90分ほど)を使い、休日は昼から夕方まで4~6時間ほど地道に勉強をつづけました。一週間で約15時間勉強できたので、単純計算すると約2年で1,000時間費やしたことになります。

元々、語学学習は好きだったこと、スウェーデン語が英語に近かったこと、無理ないスケジュールで習慣化できたのもあり、楽しく意欲的に学べました。次の章では、筆者が実際に利用したサービス・アプリのうち、すぐに始められるものとして「Drops」「SR」「参考書」について詳しくご紹介します。

筆者の一週間の学習スケジュール
学習内容・所要時間 主に使った教材・サービス 学ぶ目的
平日
通勤 ・ラジオ視聴、学習アプリ
(30分×2)
・SR(アプリ)
・Innovative(アプリ)*1
・リスニング…ネイティブの会話・話し方を聴いて耳を慣らす
休憩 ・単語アプリ
・ニュース翻訳
(30分)
・Drops(アプリ)
・8 SIDOR(アプリ)*2
・語彙力…知らない単語の意味、活用形を覚える
休日 ・参考書、アプリ学習
・言語交流アプリ
・言語ボランティア
(4-6時間~)
・参考書
・SR(アプリ)
・HelloTalk(アプリ)*3
・読み書き…文法の基礎を学ぶ
・アウトプット…作文、会話練習

*1 Innovative:アメリカのサブスク制 語学学習サービス
*2 8 SIDOR:移民・学習初心者向けのニュースサイト
*3 HelloTalk:語学交流アプリ

おすすめ教材3選

スウェーデン語は、国自体が小さかったり話者の母数自体が少ないからなのか、アプリやサービスでも書籍でも、日本語ベースの教材に中々出会えませんでした。

そんな”教材難民”だった筆者があらゆるアプリや教材を試して、実際の留学やコミュニケーションで役立ったと感じた教材・サービスの中から、すぐ簡単に始められるものを3つに絞ってご紹介します。

1. 外国語学習アプリ DROPS

Drops

Drops

無料posted withアプリーチ

50か国語以上の語彙をゲーム感覚で学ぶことができる『Drops』。無料版は1日5分間だけ学べる仕様なので、隙間時間で負担なく毎日継続できておすすめです。

発音もスペルも学べ、1つのセッションが終わった後はミニテストで実力チェックもできるので、無課金で十分だと思います。

筆者は無料版のまま、通勤や休憩時間に少しずつ進め、休日は発音練習しながら利用していましたが、実際の留学生活で使う単語が沢山出てくるのでかなり役立ちました。

おすすめポイント

  • 1日5分、ゲーム感覚なのに集中して学べる
  • スキルレベルを設定できる(Begginer, Intermediate, Advanced)
  • ワードリストがジャンルに分かれていて、種類が豊富

2. スウェーデンのラジオアプリ SR(Sveriges Radio)

Sveriges Radio

Sveriges Radio

Sveriges Radio無料posted withアプリーチ

スウェーデン国内のニュース、ポッドキャスト、ラジオチャンネルを1つのアプリで視聴できる無料のラジオアプリです。アプリはスウェーデン語での操作・視聴で最初は戸惑いますが、操作ボタンを覚えれば簡単に利用できます。

筆者は、検索バーで「lätt(簡単)」「barn(子供)」「mat(食べ物)」などと検索して、超初心者でも理解できそうで役立ちそうな番組を片っ端から試して、通勤中や休日にひたすら聴き流していました。

このアプリのよい点は再生速度を0.5~2倍へ変更できるところで、同じエピソードをスロー再生して発音やイントネーションを確認したり、逆に2倍速で聞き慣れてから通常速度に戻してみたりと、スウェーデン語に聞き慣れる練習に重宝しました。

唯一の難点はスクリプト(台本)がないという点のみです。現地のラジオアプリなので、当たり前ですが放送の解説や答え合わせはありません。ですが、チャンネルによってはエピソードごとに概要欄があるので、コピペしてGoogleで翻訳すれば視聴の判断ができます。

おすすめポイント

  • 耳をスウェーデン語漬けにできる
  • スロー再生ができる(0.5倍~2倍まで再生速度の変更可)
  • 移民向けの易しいニュース番組も視聴できる

3. 日本語で基礎を学ぶ『スウェーデン語の基本 入門から中級まで』

「新版 スウェーデン語の基本:入門から中級まで」(教材)の表表紙の画像

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『新版 スウェーデン語の基本:入門から中級まで(黒田 享 (著), Chiristopher Schmidt (著))』は、すべて日本語で書かれたスウェーデン語の基本文法の参考書です。スウェーデン語のアルファベットに始まり、基本的な文法や活用が順序だてて解説されていて、練習問題やコラム、巻末には約2,000語の語彙リストが付いているので、これ一冊あれば最低限の基礎知識が身に付きます。

また、CD(音声DL)も付いているので、アルファベットはもちろん、単語の発音確認や練習も独学で進められるところが良い点と思います。章末にあるコラムや語彙リストも分かりやすいです。

筆者は紙媒体を購入しましたが書籍の厚さが2cmくらいあるので、どこにでも持ち運べる電子書籍で購入するのもアリかもしれません。

おすすめポイント

  • 初級だけでなく、中級レベルまでの文法が解説されている
  • CD(音声DL)付きで発音確認と練習ができる
  • とても分かりやすい構成(説明だけでなく練習問題やコラムが付いている)

おすすめ教材のまとめ

✓ Drops:1日5分、ゲーム感覚で単語を学べる(無料)

✓ SR:スウェーデンのラジオ、耳を慣らせる(無料)

✓ 参考書:日本語で基礎文法を学べる(約3,000円)

この3つがあれば、独学で初級レベルを目指せます。

実体験から編み出した効果的な学習方法

インプット:アウトプットの黄金比

最後に、筆者が約2年独学した経験から効果が望めた勉強のヒントについてお伝えします。

効果的にスウェーデン語を身に付けるポイントは、序盤は”インプット中心 ➡ 中盤以降はアウトプット重視”の構成でバランスを取ることです。

学び始めは、アルファベットの書き方や発音、文法についてを集中的に学習するインプットの時間が重要ですが、ある程度身についてきたら、学んだ内容を出力するアウトプットの時間に注力しないと、知識はあっても会話力は伸びません。

一般的には、序盤はインプット100%、中盤以降はインプット:アウトプットが5:5または4:6が理想的な学習配分だと言われています。筆者の経験ベースでは序盤は7:3、中盤からは最低でも5:5、理想は4:6以上だと感じます。

【実体験】アウトプットが足りなかった学習法

筆者は最初にリスニングと語彙を覚えるところから始め、途中から文法学習という変則的な流れで約2年勉強したので、実際の留学は聴き取れるのに単語や文法が分からないという不思議な状態でスタートしました。これはリスニング100%(毎日20-40分以上)に対し、初心者レベルの語彙力を半端に覚えていたからだと思っています。

また、ラジオと座学中心の学習方法でスピーキング練習が圧倒的に足りておらず、中々言葉が出てこなくて苦心しました。今振り返ると、インプット:アウトプットは7:3くらいで、リスニングと基本文法のインプットはかなり効果があった一方で、語彙(特に動詞)とスピーキングの2つの要素を強化すればよかったと感じています。

休日に集中するより”毎日継続”学習が◎

また、学んだことを身に付けるには、週末に一気に勉強するよりも毎日5分でも継続する方が効果があると言われています。

実際に筆者が独学した中でも、毎日継続していたラジオやDropsで出てきた単語やフレーズは記憶が定着しているのに対し、休日中心に数日おきで進めた参考書は、3周勉強したにも関わらずうろ覚えが多いです。

効果的な学習ルーティーン

筆者の独学での反省点と効果のあった点を踏まえ、前章でおすすめした3つの教材を主に使った効果的な学習ルーティーンを考えてみました。このルーティーンで独学を進め、初級レベルの習得を目指しましょう。

以下表の勉強時間は目安ですが、実用的な会話力の強化を見据えて、ヒアリングとスピーキングはあえて長めに取りつつ、インプット:アウトプット=5:5になるように調整しました。平日は無理なく隙間時間を利用し、休日は5つのスキルをバランスよく組み立てて勉強すれば、習慣化しやすく効果的にスウェーデン語が身に付くはずです。

毎日継続できる学習ルーティーン
スキル 勉強時間 いつ/どこで 教材 内容
語彙
[Input]
5分~ 通勤/休憩 Drops ・単語を覚える
文法
[Input]
15分~ 休憩/自宅 参考書 ・文法や単語を学ぶ
リスニング
[Input]
20分~ 通勤/自宅 SR ・短いエピソードを繰り返し聴く
概要欄の文章や聞き取れた単語を書き出すのも◎
スピーキング
[Output]
20分~ 自宅 SR、Drops、
参考書
Hellotalk
・シャドーイング(聴いた内容をすぐ口に出す練習)
・単語や文章を声に出す練習
・言語交流アプリを利用する
ライティング
[Output]
10分~ 通勤/自宅
Hellotalk
・覚えた単語を使って文章を3つ作る
・3行日記を書く
・言語交流アプリを利用する

*合計:約70分/日(平日は40分、休日は2時間~が目安)
*一度に複数のスキル学習をしても◎、時短に。例えば、Dropsで単語を覚えながら発音練習するetc。
*一番おすすめなのはインプットしながらアウトプットする方法。(単語や文法を学びながら同時に声に出すetc)

効果的な学習のまとめ

✓ インプット:アウトプット = 5:5が理想(中盤以降)

✓ 毎日5分でも継続する(休日に集中するより効果的)

✓ スピーキング練習を重視する(独り言でもOK)

➡ これらを意識すれば、効率的に学べます。

学習法Q&A

Q: スウェーデン語学習でまず何をすればいいですか?

A: はじめは挨拶や基本文法を学ぶのが良いと思います。

いきなり文法を学ぶと、ハードルが高すぎて変に挫折してしまうかもしれないので、最初はDropsなどの単語アプリで基本の挨拶(Hej=こんにちは)や数字(ett,två,tre=1,2,3)から知識を付けるのがおすすめです。

並行してラジオアプリを聴くのもよいです。最初は全く聴き取れませんがそれで構いません。イントネーションや言葉の流れに耳を慣れさせるだけで十分効果があるので信じて続けてみてください。

Dropsに慣れてくると「en」「ett」って何だろう…と疑問が出てくると思うので、そのタイミングで参考書を手に取るのが自然な流れかもしれません。Dropsと同時に参考書スタートでももちろん◎です。

Q: スピーキング練習は何が効果的ですか?

A: 実際に人と話すのが効果的ですが、”独り言”もおすすめです。

ネイティブスピーカーとの会話が一番リアルで身に付くと思いますが、同じかそれ以上におすすめなのは「独り言」です。

筆者は3行日記(前章のライティング練習の一つ)を家事をしながら呟いたり、一人で部屋の実況(これは机です、など)をぶつぶつ唱えていました。実際に口に出すことに慣れると、自然とフレーズになって出てくるようになります。

筆者は留学前にもっと練習すればよかったと今は後悔するばかりなので、独学の中盤からスピーキング練習の比重を増やすことをおすすめします。

Q: スウェーデン語を効率よく学ぶコツはなんですか?

A: (あくまで主観ですが)英語で考えることです。

本編でお伝えしたように、スウェーデン語は英語と文法が似ています。あくまで筆者のやりやすい方法ですが、英語が比較的得意*な方にとっては、文章を組み立てる時にまず英語で考えてスウェーデン語に変換するのが一番楽に感じます。(*簡単な文章を作れる程度で十分です)

例えば、「いい天気ですね」に対して「はい。暖かくて心地よいです」と答える場合、

英語: “Yes. It’s warm and nice.”
スウェーデン語: “Jo. Det är varmt och skönt.”

日本語 はい それは です 暖かい そして 心地よい
英語 Yes It is warm and nice
スウェーデン語 Jo Det är varmt och skönt

このように、英語と語順・文法が同じということが分かります。語彙力さえ分かれば、意外と簡単ですよね?

中学・高校と英語を学んできた私たちにとっては、スウェーデン語は割と取っつきやすい言語なのです。

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