ヴィスビューへの行き方3ルート|フェリーで行ってわかった費用と注意点

ヴィスビューの丘から臨む街並み。 移動・旅行
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スウェーデン旅行の代表格と言えば、ゴットランド島のヴィスビュー(ヴィスビー)。北欧らしい建物と歴史の跡が色濃く残る旧市街は、夏の旅にぴったりの観光スポットです。

本記事では、スウェーデン留学経験者の筆者の実体験ベースにしたヴィスビューへの移動ルートの紹介と「フェリーでの移動ルート」について、失敗談も添えて解説します。

ヴィスビューへの3つの行き方

ヴィスビューへの移動は空路・水路の2パターンがあり、日本から向かう場合は旅行ツアーの他、『通しチケット*』でフライトを乗り継いで島まで行くのが主流です。

すでにスウェーデンへ着いてからヴィスビューへ向かう場合、首都ストックホルムから飛行機で行くか、フェリーを利用する方法があります。

*通しチケット…乗り継ぎ等の複数のフライトを1枚の航空券(1つの予約番号)で購入・発券したもの。経由地のチェックインが省けたり、最終目的地へ自動的に手荷物が輸送されたりメリットが多い。

① 日本からヴィスビュー移動(フライト)

個人手配する場合、東京(羽田・成田)から一度ストックホルムへ行き、乗り継いでヴィスビューへ入るルートが一般的で簡単です。

他の都市へも行く場合、『複数都市予約』でフライトを選べば柔軟な移動を計画できるでしょう。

 

【ルート例:東京-ストックホルム-ヴィスビュー】
難易度 所要時間 往復費用 備考
 ★☆☆ 
簡単
最短で15~17h 約23~40万円 ・FinnairやANAで通しチケットを購入可能。但し夏季のみ運航の場合あり。
・価格は時期で大きく変動する

*価格は2026/7月時点の情報です。

② 現地からヴィスビュー移動(フライト)

現地で他の観光地を旅行してから、飛行機でヴィスビュー入りする場合、ストックホルムやイェーテボリからの便が運行しています。

イェーテボリから行く場合、SASなどの航空会社では夏季限定で直行便を運行しているようです。

 

【ルート:ストックホルム-ヴィスビュー】
難易度 所要時間 往復費用 備考
★★☆
やや簡単
約50分 約25,000円~ ・SAS、現地航空会社等が運行。

 

【ルート:イェーテボリ-ヴィスビュー】
難易度 所要時間 往復費用 備考
 ★★☆ 
やや簡単
1h弱~2h半 約30,000円~ ・SASが夏季限定で直行便を運行。(通常はストックホルムで乗換えとなる)

*2ルートともに、価格は2026/7月時点の情報です。

③ 現地からヴィスビュー移動(フェリー)

旅費を節約する場合、フェリー(大型客船)の利用もできます。

ストックホルム中央駅から専用バス路線電車で港まで向かい、フェリーで3時間ほどで島へ入ることができます。

フェリー予約は Destination Gotland から可能です。夏季は5便へ増便されるので旅程を組みやすく、最安値で片道6,000円台からチケット予約できます。

 

【ルート例:ストックホルム-ニュネスハムン-ヴィスビュー】
難易度 所要時間 往復費用 備考
 ★★☆ 
やや簡単
約4h 約14,000円~ ・フェリー乗り場まではバスか電車移動。
・価格は時間帯・席で変動する

*価格は2026/7月時点の情報、レート換算です。

フェリーという選択肢

現地からゴットランド島(ヴィスビュー)へ向かう際、時間に余裕がある方や、海を眺めながら旅を満喫したい方にはフェリーがおすすめです。

『Destination Gotland』の提供するフェリーは1,000名以上(車は500台)を収容できる大型フェリーで、船内には広いレストランや土産物店、ペット・乳児専用エリアがあり、快適な船旅を楽しむことができます。

中央のレストランに併設のラウンジエリアは、休憩に利用することもできます。(食事する方が優先ですが、空席があれば自由に休むことができます)

2025年に利用した際は、大型船だからか揺れを感じにくく、船酔いしやすい私でも酔わずに過ごせました。

レストランで注文した朝食のパンケーキ

レストランで注文したパンケーキ

座席は最安値シートでも十分◎

料金体系は”Mini”が返金・変更ができない代わりに最も安く、”Flexi”は返金・変更可能となっています。

また、フェリー予約時は約10種類のシートから座席クラスを選びますが、最安値シート(後部ラウンジ / Aktersalong等)でも十分な座席や足回りの広さと海が臨める造りになっているので快適に過ごせます。

ピークシーズンを外して行こう

スウェーデンでは6~7月が休暇シーズンで、7~8月は世界的にバケーション需要で価格が高騰しやすい時期です。

ピークシーズンを避けた5~6月頃/9~10月頃は観光客が多すぎず旅費も抑えやすく、個人的におすすめです。

筆者は2025年5月にフェリーで訪れましたが、気温は12℃と少し肌寒かったものの、フェリー内も島も観光客が多すぎず、のんびり散策して過ごすことができました。

秋頃も似た気候ですが、日照時間も短くなっている時期なので、初夏より少し寒く感じるかもしれません。

船内の土産物屋

船内の土産物屋の様子

フェリーに乗り遅れた話(参考)

筆者は2025年5月にフェリー経由でヴィスビューへ観光旅行をしました。

フェリー乗り場までの行き方は難しくないのですが、ストックホルムの駅内が広くて入り組んでいる為、電車に乗り遅れるハプニングに遭遇しました。参考までに当時の失敗談をご紹介します。

フェリーまでのルート

フェリー乗り場は”Nynäshamn(ニュネスハムン)”という場所にあり、道程は専用バスかローカル線の2択になります。

ローカル線のルートは専用バスの半額以下で済みます。ストックホルムの駅内が複雑ですが、電車に乗ってしまえば難しいことはありません。

🚩 ざっくりルート解説

  1. 電車(約1時間 / 43 SEK*)|駅名:Stockholm city – Nynäshamn
  2. 路線バス(約3分 / 43 SEK)|駅名:Nynäshamn – Skeppargatan
  3. 徒歩(約10分)|Google mapを見道沿いを歩くだけ

*43 SEK=約720円。
*専用バスの価格は145~249 SEK(約2,500~4,200円)前後、ダイヤによって変動します。(2026/7月時点のレート換算)

迷路みたいなストックホルム駅

ストックホルムの駅は、地下鉄駅(T-centralen)、国鉄(SL)、通勤電車(Pendeltåg)の3種類の駅が繋がっていて、地下4階まであります。
駅の地下は広く入り組んでいるので、時間に余裕をもって移動することをお勧めします。

当時、私は Stockholm City 駅の改札を抜け、案内板を見たにもかかわらず間違ったホーム(2階)へ行ってしまいました。

すぐに気づいて引き返し、インフォメーションセンターで場所を教えてもらうと、ニュネスハムン行き電車のホームはなんと最下層の4階、それも一番端でした。

慌てて移動したものの、目の前で乗りたかった電車が発車してしまい、電車にもフェリーにも乗り遅れることになってしまいました。

深夜着のヴィスビュー、宿までの現実

幸い、フェリーは夜の便に空きがあり急いで追加予約しました。21時前に出発し、到着は深夜0時です。その頃には公共交通機関は営業しておらず、タクシーの空車もなかったので、ホテルへは徒歩で向かうしかありませんでした。

深夜の徒歩移動に不安を感じつつ島へ降り立つと、街は静かで誰も出歩いていませんでした。

Google Mapでは分からなかったけれど、ホテルまでの道のりは粗い石畳の上り坂で、街灯の薄明りのみ。パトカーが小道を巡回していたおかげで、不安は多少和らぎました。

荷物を持った上り坂の移動は予想以上に時間がかかりました。宿に着いた時には汗だくで、時刻は0:40。予定の倍近くかかって無事に辿りついたのでした。

ヴィスビュー旧市街の急勾配な石畳

ヴィスビュー旧市街の急こう配な石畳(昼間の様子)

【旅の教訓】夜の移動は避け、時間に余裕ある計画を立てよう

ストックホルム駅を利用する際、迷子になる前提で『早めの行動・1本早いダイヤを選ぶ』工夫をしておくと良いでしょう。

ヴィスビュー旧市街の石畳は凹凸が大きく、スーツケースでの移動がかなり大変です。スーツケースで行く際は路線バスを利用できる時間帯で移動を計画するのがおすすめです。

ヴィスビュー移動 に関するQ&A

Q: ヴィスビュー空港/フェリー乗り場から市内移動は何が利用できますか?

A: 路線バス、タクシーが利用できます。

空港・フェリー乗り場ともに市内まではバスで10分程度です。現地のタクシー配車も可能ですが、多くの場合、数日前から予約しないと空車がないので注意しましょう。また価格もバス(30 SEK / 約500円)の7倍前後かかります。

Q: フェリー移動はおすすめですか?

A: 旅程によりますが、旅らしさを味わいたい方や旅費を抑えたい方におすすめです。

複数の都市を旅行する場合、ストックホルム駅からローカル線ルートでフェリー利用すると旅の醍醐味を味わえるかもしれません。飛行機より時間はかかりますが、旅費を節約できて大型客船の搭乗体験もできるので楽しいですよ。

方向音痴の筆者はストックホルム駅内で迷いましたが、改札近くにインフォメーションセンターがあるので、時間に余裕さえあればあまり心配いらないと思います。

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