北欧4都市で泊まったホテル比較|FHS留学中の旅行レビュー

ヴィスビュー旧市街の中にあるアパートホテル『Hotell Repet』の外観。 移動・旅行
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北欧4都市で泊まったホテル・アパートホテルまとめ

宿泊施設には様々な形態があり、予算や過ごし方に合ったホテルタイプを選ぶことは、旅行の要とも言えます。

本記事では、スウェーデンFHS*留学中の北欧旅行で利用した『ホテル』と『アパートホテル』の実態を比較しながらご紹介します。宿泊施設のレビューもまとめたので旅行計画の参考にされて下さい。

*FHS…学費無料の成人教育機関『フォルクフーグスコーラ』の略称。

ホテルとアパートホテルの違い

一般的に知られるホテルはバスルームとベッド、机を備えた宿泊に特化した部屋を指します。

海外のホテルでは『アパートメントホテル(アパートホテル)』や『スタジオ』と呼ばれる調理設備を備えたタイプが多くあり、家に住むように滞在できます。

基本サービスと選ぶポイント

一般的なホテル・アパートホテルにおけるサービス内容の違い
サービス内容 ホテル アパートホテル
清掃・アメニティ ×
電気ケトル
調理設備 ×
洗濯機の設置
多くは共用の洗濯室アリ
(事前予約制)
朝食サービス ×
向いている旅程 素泊まり、外食中心 連泊、低予算

(!) 部屋の設備を事前に確認

ホテルは、グレードやタイプにより客室に電気ポットが付きますが、日本のように電子レンジや洗濯機のある施設はほとんどない印象です。

アパートホテルの多くは、共用の洗濯室に洗濯機・乾燥器が数台ありますが、常に予約で埋まって、滞在中にほぼ利用できないケースもあります。

ホテルでは朝食サービスを使おう

多くのホテルは朝食サービスの提供があり、ブッフェスタイルの食事を楽しめます。北欧の外食は高いので、無料で朝食が付く場合はぜひ利用しましょう。

一方、アパートホテルはロビーに受付があるだけでレストランを備えていないことが多いです。

アパートホテルは連泊向け

調理設備があると食料の備蓄と自炊ができるので連泊に向いています。いつでも冷たいものを飲める、お湯を沸かせる――ちょっとした便利さは、旅でのストレスを溜めない地味なメリットです。ホテルより低予算に抑えやすいです。

ホテル代を抑える予約のコツ

オフシーズンを狙う

一般的にオフシーズン(3〜4月、9〜10月頃)は宿泊料金が下がります。宿泊直前(前日~一週間前)にも価格は下がりやすいです。筆者の場合、一週間前の予約でデンマーク以外 一泊 1万円前後に抑えることができました。

オフシーズンだと直前でも空室は多いです。事前に複数の候補を押さえておき、小まめにチェックするとお得に予約しやすいでしょう。

学割(Mecenat)、予約サイトの活用

留学生は、生活のほとんどでスウェーデンの学割『Mecenat』の恩恵を受けられます。

公式サイト内では、ホテル・旅行をお得に楽しめるキャンペーンがあります。メルマガを登録したり、定期的にアプリをチェックすると良いでしょう。

また、ExpediaHotels.com等の予約サイトでも割引はあります。筆者は国内外問わずExpediaユーザーで、Hotels.com、Agodaの利用経験もありますが、今のところ、どのサイトでもトラブルが起きたことはありません。

2025年の旅行では、Mecenatでは「ホテル価格10%OFFキャンペーン」がありましたが、オフシーズンかつ宿泊直前だったこともあり、予約サイトの割引の方が安くなりました。

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ホテルの立地選びのコツ

1. 駅から徒歩圏内で探す

北欧の舗道は、都市部でも石畳や砂利道、大きな段差が多いです。エレベーターやエスカレーターが故障中な場所も少なくないのも実情です。

重いスーツケースや荷物での移動は地味に労力がかかります。できるだけ駅から徒歩移動が少ないエリアで宿を探しましょう。

2. 公共交通機関のゾーン圏内で探す

スウェーデンやデンマーク等の北欧の公共交通機関は「ゾーン制」が導入され、エリアごとに時間制の料金設定があります。

近距離ゾーンだと指定エリア・時間内は一律500~700円程度*で、路線や本数が多く、時間を気にせず旅程を組めるメリットがあります。

*デンマークのコペンハーゲン近辺では22DKK(約540円)、スウェーデンのストックホルム近辺は43SEK(約720円)。(2026/8月時点のレート換算)

3. あえて遠方、という逆張り

宿泊自体をゆったり満喫したい場合、あえて遠方のヴィラやB&Bを選ぶ選択肢もあります。

北欧は田舎の景色が美しいので、都会から離れた森や湖の臨める宿に泊まり、近隣を散歩したり自然を楽しむ――というのも旅の醍醐味かもしれません。

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実際に泊まった4軒のレビュー・総評

Scandic Sydhavnen(デンマーク)

Scandic Sydhavnenの室内
Scandic Sydhavnenのバスルーム

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コペンハーゲン中央駅まで電車で10分、駅からホテルまで徒歩5分の立地。舗道が砂利っぽくガタガタしていますが、駅を出て道路を渡れば目の前にあるので重宝しました。

無料の朝食ブッフェを利用

レストランは広く、食事の種類が豊富で、どれも美味しかったです。ホールスタッフも多く配備されていて対応も良く、とても気に入りました。

▶ Expediaで『Scandic Sydhavnen』を詳しく見る

The Nooq Malmö(旧称:Hotel Forenom Aparthotel Malmö)(スウェーデン マルメー)

The Nooq Malmöの室内
The Nooq Malmöのバスルーム

画像クリックで公式サイトが開きます

マルメー中央駅までバスで2~3分、バス停からホテルまで徒歩1分。舗道は綺麗に整備され、海が近くて造船所のような建物や工業地帯の名残がある町並みです。徒歩圏内にマルメー城があり、散策にもピッタリの立地でした。

近所で食材を手配、中食でのんびり

受付のあるマンションに住むような感覚でした。冷凍食品や朝食の食材を買い、中食で旅費を抑えました。

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Queen’s Hotel Stockholm(スウェーデン ストックホルム)

Queen's Hotelの室内
Queen's Hotelのバスルーム

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ストックホルム中央駅から徒歩10分。レトロでシック、歴史を感じる建物ですが、清潔で居心地のよいホテルでした。旅程問わずアクセス良好な立地で、朝食付き1万円以下で泊まれたのはラッキーでした。

ガムラスタンまで徒歩圏内

徒歩20分ほどでガムラスタンや市庁舎へ行け、市街地を満喫することができます。日暮れの遅い夏場は夜遅くまで観光を楽しめ、歩いて帰れるのは拠点としてベストでした。

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Hotell Repet(スウェーデン ヴィスビュー)

Hotell Repetの室内
Hotell Repetのバスルーム

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バスステーションから徒歩5分程度。石畳と坂道は足場が悪く、スーツケースでの移動が大変な箇所もあります。旧市街の中にも関わらずショッピングエリアが近く、移動を考えずに観光できる立地でした。

旧市街の路地を臨む立地

マリン調の古い建物は、室内も広く、本当に住んでいるように過ごせました。閑静な早朝のキッチンで、路地を眺めながら朝食を楽しめたのは、アパートホテルの醍醐味でした。

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価格・施設の比較

「北欧のホテルはエアコンの効きが悪い」等のレビューを多く見ましたが、上記4施設は問題なく調整でき、窓の開閉もスムーズでした。

旅程や気分に合わせて、ホテル・アパートホテルをうまく組み合わせるのがベストだと感じました。

実際に宿泊したホテルの各種比較
項目 Scandic Sydhavnen
(コペンハーゲン近辺)
The Nooq Malmö
(マルメー)
Queen’s Hotel
(ストックホルム)
Hotell Repet
(ヴィスビュー)
宿泊タイプ ホテル アパートホテル ホテル アパートホテル
宿泊費 1泊分
(2025/5月)
¥20,600 ¥9,000 ¥9,800 ¥12,000
電気ケトル × ×
電子レンジ × ×
冷蔵庫 × ×
キッチン × ×
朝食ブッフェ
無料
×
無料
×
ヘアドライヤー ×

『ホテルタイプ』の総評・レビュー

Scandic Sydhavnen、Queen’s hotelはチェックアウト後、時間制限なく無料で荷物預りサービスを利用できました。室内も清掃が行き届き、十分な広さがあり、申し分なかったです。

『アパートホテルタイプ』の総評・レビュー

The Nooq Malmöはヘアドライヤーがなく、アメニティはシャンプーのみで、シャワーの排水が弱かったですが、それ以外は快適でした。

Hotel Repetは受付不在で、一部電球が切れている、バスマットがない等の不便はありましたが、それ以外は快適でした。

宿選びに迷ったら

食費を抑えたいなら迷わずアパートホテル、朝食ブッフェを楽しみたいならホテルがいいでしょう。

立地に関しては、移動30分以内が基本。予算や旅程に余裕があれば、遠方のヴィラも選択肢——というのが、4都市を回って辿り着いた個人的な感覚です。

北欧旅行 に関するQ&A

Q: 北欧旅行の外食コストはどのくらいですか?

A: 北欧の物価は日本の1.5~2倍高いです。

日本には安くて美味しいお店が沢山ありますが、北欧は味に関わらず等しく高いという印象です。ディナー予算は昼の2~3倍を見込むのがいいでしょう。

デンマークはホテル内のレストランは水が1,000円以上、外食はフードコートのブリトーが単品で約2,800円でした。スウェーデンは、比較的安価なIKEAのランチプレートで約2,000円でした。

Q: 北欧でチップの習慣はありますか?

A: デンマークは原則不要、スウェーデンはレストランによります。

デンマークは、価格にサービス料があらかじめ含まれていて、追加の支払いは発生しませんでした。スウェーデンもデンマークと同じですが、レストランによってチップ制です。

カード決済機に任意のチップ表示が出る場合、チップの割合を選択しますが、「0 / なし」を選んでも問題ありません。

Q: クレジットカード払いのみ?現金は使えますか?

A: 原則、キャッシュレス決済のみです。

ほとんどでカード・スマホ決済が採用されています。例外として、地元の小さなバザー、出店のような場所では現金やデビット決済(国独自のQR決済)が主流なケースはあります。

留学生、長期滞在者にはWiseカードがおすすめです。為替手数料が抑えられ、口座残高から直接引き落とされるので、クレカより安く済みます。

Q: 無料の公衆Wi-Fiはありますか?

A: はい、多くの場所で利用できます。

空港、駅、カフェ、ホテル、店……あらゆるところで無料の公衆Wi-Fiを利用できます。移動時の通信を確保しておくだけで十分かもしれません。

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