留学中の肌荒れに|スウェーデンの乾燥と付き合う肌と食事の習慣

スウェーデンの10月の朝靄。 現地生活・費用
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現地でできる乾燥肌の対策

低い外気温と空調による暖かい室内――スウェーデンでの生活では、肌の保湿や乾燥の悩みは付きものかもしれません。

本記事では、気温の低いスウェーデンの湿度事情をはじめ、簡単かつ基本的な肌ケアの習慣と実際に役立ったアイテムを簡潔にご紹介します。

天気予報の湿度と体感のギャップの正体

筆者の暮らした南西部は、気温に関わらず一年を通して「80%」前後の湿度でしたが、実際の空気はかなり乾燥していました。

そもそも、高い湿度に対して実際に空気の乾燥を感じるのはなぜでしょうか。

気温が低いと空気は乾燥する

実は、天気予報の湿度は「空気中の水分量」ではなく、気温に対して「空気が抱えられる水の量の内、何割入っているか」を示す数字です。

たとえば気温20℃・湿度80%の外気に含まれる水分は、1㎥あたり13.8g。一方で、0℃・湿度80%の場合は3.9gと、同じ湿度でも水分量は1/3以下です。

低い外気が室内で25℃へ温められても、水分量そのものは変わりません。こうして、気温の低いスウェーデンでは、外も中も、ずっと空気が乾いている状態が続きます。

冷たい空気は元々少ししか水を抱えられず、低い気温では湿度は高く表示されます。これが体感と数字にギャップを感じる正体です。

出典:飽和水蒸気量(Wikipedia), 温度と湿度の基本(Apiste)

スキンケアとインナーケアのすすめ

保湿しても潤わない悩みに……

私は、渡航直後から肌の乾燥トラブルを感じていました。日に何度保湿しても内側が潤った感覚がなく、乾燥によるかゆみやひりつき、皮脂の過剰分泌に悩みました。

ここでは日々の生活に無理なく取り入れられる簡単な対策や習慣をご紹介します。どれも基本的なヒントですが、実際に実践して効果を感じた内容です。乾燥に悩んでいる方の参考になると幸いです。

シャワーの温度を上げすぎない

肌寒いスウェーデンでは、つい熱めのシャワーを浴びたくなりますが、肌から水分が蒸発して乾燥しやすくなるのでおすすめしません。

入浴で温まりたい時は、シャワーを熱くし過ぎず肩甲骨の間に長めに当てると効果的でした。入浴後はすぐに全身を保湿し、髪はタオルドライ後にオイルかミルクを付けて乾かすようにしました。

「重ね塗り」を続けて改善

私が試した方法で一番効果があったのが、洗顔や入浴後の「重ね塗り」です。

顔・体のスキンケア後、肌の状態をチェックして「何も付けていない」と感じたら、クリームで再度保湿します。これを2~3回続けます。YouTubeで見つけた方法ですが、個人的に一番高い効果がありました。

この方法を数日続けるだけで皮脂の過剰分泌、かゆみやひりつきが減ったので、帰国した今でも続く基本の習慣になりました。

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内側から肌をケアしよう

スキンケアと同時に、食事や水分補給からも、肌の状態を整える上で欠かせません。食材の中には、特に肌を健やかに保つために役立つ栄養素があります。

私は現地で胃腸炎になり、食事も水分補給もろくにできず、肌荒れと乾燥が悪化した時、経口の栄養摂取の大切さと肌への悪影響を強く実感しました。

これ以降、食事から摂れる栄養と食べ物による肌への変化をさらに考えるようになりました。

学食や自炊で積極的に取り入れたい食材

学食やスーパーで手に入れやすく、肌の健康に密接な食材をまとめました。

私の場合、毎日の食事では特に以下の食材(栄養素)を意識しました。特に新鮮な魚を安く買うのは難しく、学食や冷凍・加工食品を利用しました。

学食やスーパーで手に入る食材
栄養素 食材 働き
たんぱく質 肉(特に鶏ささみ)・サーモン・卵・ツナ・ヨーグルト 体をつくる。免疫機能を支える
食物繊維 洋梨・バナナ・とうもろこし・キノコ・ブロッコリー・ライ麦パン 肥満や生活習慣病予防(水溶性)、腸を整える(不溶性)
ビタミンA 乳製品(チーズ・ヨーグルト・バター等)・卵・ニンジン・ほうれん草・ブロッコリー 目や皮膚の健康を保つ
ビタミンD サーモン・キノコ・卵・チーズ・アーモンドミルク 骨や歯をつくる。筋肉や神経の働き、免疫機能を支える

出典:たんぱく質, 食物繊維, ビタミンA, ビタミンD(すべて健康長寿ネット), ビタミンD(厚生労働省)

授業中も小まめな水分摂取

スウェーデンでは学校や授業中の飲水が認められています。私はフィーカ以外でも、水筒を持参したり水道水を飲み、1日に1Lを飲むよう意識しました。

寮では朝食にスープを選んだり、夕飯にスープパスタを作る工夫をしました。十分に水分を摂って、潤いを全身に巡らせる習慣づくりをしましょう。

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筆者が使った保湿アイテム

ここでは、『持ち物ガイド 保湿・保温編』に載せきれなかったスキンケア商品を紹介します。一時帰国込みで留学中の方、これから渡航予定の方へおすすめの2選です。

現地で重宝した保湿アイテム2選

肌なじみと潤いが桁違いの『キュレル』

私は一時帰国で、保湿アイテムを色々買い込みましたが、肌なじみの良さと潤いを一番に感じたのが『キュレル』の化粧水(とてもしっとりⅢ)でした。

少量でも伸びがよく十分に潤います。詰替え用だけでも持っていくことをおすすめします。

ミニサイズは旅行時に最適でした。クリームがセットで持ち運びに便利なので、持っていて損はありません。

全身の保湿前に『ハトムギ化粧水』

私の場合、乾燥の進んだ肌にボディミルクやクリームが浸透しない感覚がありました。そんな時は、最初に『ハトムギ化粧水』で潤すと良かったです。

スウェーデンでは化粧水が中々売っていません。大容量かつ安価、肌の負担が少ないので、日本から持ち込むことをおすすめします。

クリーム類は尿素配合や肌荒れ用を試しましたが、個人的に効果は感じられず。結局、現地スーパーの安いボディミルクをたっぷり使いました。

現地でできる乾燥対策のまとめ

気温の低いスウェーデンでは、湿度が高くても実際の空気は乾燥しています。現地生活で健やかに肌を保つために、無理なく続けられる4つの基本的な習慣をご紹介しました。

どれもシンプルですが、肌の乾燥対策に欠かせません。毎日続けて健やかに留学生活を満喫しましょう。

  • シャワーの湯温を熱くしすぎない
  • スキンケア後、2~3回クリームでの再保湿を繰り返す(潤いを感じない場合)
  • こまめな水分補給(常温の水を中心)
  • 肌の健康を保つ食材を取り入れる

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