スウェーデンのセカンドハンド&ロッピス|留学生活とお土産探しの活用ガイド

スウェーデンのセカンドハンド店の外観。 現地生活・費用
現地生活・費用
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スウェーデンに根付くサステナブルな買い物文化

サステナ先進国のスウェーデンで、日常の買い物手段として定着している「セカンドハンド」(中古品の売買)。

本記事では、留学生活のコスト削減やお土産探しに使えるセカンドハンドを、スウェーデンの価値観と共に掘り下げてご紹介します。

セカンドハンドの発祥と浸透度

スウェーデンの『セカンドハンド』

『中古品』に関して、日本ではリサイクル品・ユーズドなど様々な呼称がありますが、スウェーデンでは全部まとめて『セカンドハンド』(Second hand)と呼びます。

スウェーデンのセカンドハンドは、赤十字(Röda korset)やMyrorna(救世軍)などのNPOによる、寄付された古いものを貧しい人たちへの再販が始まりで、その収益は社会福祉活動に還元されます。

近年は個人や企業も参入していますが、こうした背景によるイメージや価値観と、「Köpskam」(新しいものを買う罪悪感)というムーブメントも影響し、セカンドハンドの利用は若者を中心により広まっています*。

出典:Second hand – Wikipedia (SV)、Myrorna (About Myrorna)、Aftonbladet。
*スウェーデンの49歳以下の85%がセカンドハンド購入経験あり。Svensk handel(スウェーデン商業連盟)の調査による。

日常使いから贈り物まで

セカンドハンドの店は、日本と比べて圧倒的に多く、Loppis(ロッピス)という蚤の市もスウェーデンでは盛んです。

筆者の住んだ田舎町でも、週末に自宅の庭でLoppisを開く人もいれば、徒歩圏内に小さなセカンドハンドショップもあり、寮生は生活用品をそこで調達しているようでした。

クラスメイトたちは、休日明けのたびに、セカンドハンドで安く手に入れた資材や道具を買い揃えていましたし、あるクラスメイトは「セカンドハンドで偶然見つけたから」と、私にスウェーデンにまつわる書籍を贈ってくれました。

また、お土産として探していた「ダーラヘスト(ダーラナホース)」(スウェーデンの伝統工芸品)を、友人が地元のセカンドハンドショップで代わりに買ってきてくれたこともあります。

贈り物にセカンドハンド品を選ぶことも、スウェーデンではサステナブルで自然な選択肢で、前向きな考え方をしていることを実感しました。

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セカンドハンド、蚤の市の見つけ方

セカンドハンドの店やロッピスは、Google Map検索などでも見つけられますが、主なチェーン店とサービスについてまとめてみました。

実店舗(チェーン)

チェーン名 特徴
Röda korset
(赤十字)
全国約260店舗。
家具~衣類まで幅広く、カフェ併設店もある。
Myrorna
(救世軍)
1896年創業。最古級のセカンドハンドチェーン。
Erikshjälpen,
PMU
各50店舗以上。大型店が多く、取り扱いの幅が広い。
カフェ併設店もある。
Stadsmissionen アップサイクルラインRemakeも展開。
Beyond Retro ヴィンテージ衣料中心。

筆者は「Erikshjälpen」を利用したことがありますが、ヴィンテージ家具や食器、衣料と種類豊富で、状態のいいものばかりでした。

あくまで肌感ですが、価格は新品の半額以下な印象でした。

アプリ・オンライン

サービス 特徴
Blocket, Tradera, Vinted オークション型。
日本で例えるとジモティーやメルカリ、ヤフオク系。
Facebook Marketplace 長年利用されているプラットフォーム。無料出品もある。
Loppisklubben (Thrift club),
Loppinell
近くのセカンドハンド店・ロッピスを地図で探せるアプリ。
(スマホの地域設定を「スウェーデン」に変えてDL)

現地に住んでいる時、VintedやtraderaのCMがよく見ました。今ではかなり大手のプラットフォームへ成長しています。(Traderaの会員は300万人超、Vintedは2025年にスウェーデンの買い物サイトTop10入り。)

出典:Tradera (Press release)、postnord (Circular shopping in Sweden – spring 2026)

Loppisでの支払い事情

Loppisや個人規模の市場では、基本的に現金またはSwish(スウェーデン独自の送金システム)での支払いになります。現地口座のない留学生や旅行者は、現金を準備しておきましょう。

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『セカンドハンド』のまとめ

スウェーデンの中古品の売買は、社会貢献活動の一環として始まり、環境問題やサステナビリティの観点も後押ししたことで、ポジティブなイメージと共に日常の中に溶け込んでいます。

衣料や家具などの生活に取り入れるだけでなく、お土産や贈り物の選択肢としても受け入れられています。

留学生活の賢い節約術はもちろん、旅行先のお土産物や掘り出し物を探す楽しみ方も含め、滞在中にぜひ利用してみて下さい。

セカンドハンド に関するQ&A

Q: セカンドハンド店も、蚤の市同様に現金・Swish払いしかできませんか?

A: チェーン店はクレジット決済が可能です。

Loppis(蚤の市)は小規模や個人出店等でカード・スマホ決済ができないところが多いですが、セカンドハンド店の多くはカード・スマホ決済に対応しています。

Q: 販売されている商品の衛生面は大丈夫ですか?

A: セカンドハンド店では原則、販売可能で清潔な状態のものしか取り扱っていません。

例えば、Erikshjälpenというチェーン店では、手作業で寄付品の選別を行っていて、清潔ではないものや汚れや破れのあるものを受け付けていません。

実際に筆者が買い物をした際も、家具や食器、衣料、生地等のすべての商品は状態がよく清潔に感じられました。

ただし、これは中古品に限らず言えることですが、購入後は念のため洗濯や清掃をしてから使うことをお勧めします。

参考:Erikshjälpen – Skänk till Second Hand

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